私はウェブ制作とサイト運営を本業としている。パソコン1台あればどこでもできる仕事なので、ほとんど毎日家にいる。しかも実家暮らしだ。生活様式はいたってニートそのものだが、毎月一定の収入は得ている。

しかしながら、両親のこれからを考えると罪悪感に包まれるばかりである。親父はまた働けるようになるだろうか。貯金はいつまで持つだろうか。このような悩みが次々と頭に浮かんでくる。

親父が倒れて、これほどまでに生活が一変するとは思わなかった。これまで親に相当甘えていたことにもはっきりと気が付いた。

こんなとき普通なら、朝から晩までがむしゃらに働いて家族を助けるというような気概を見せるところだと思う。だが不思議なことに、そのような気持ちは全く湧き起こらない。むしろ、それならそれで仕方ないと諦観している自分がいる。

実際のところそれはただ、無常という考えを自分に都合よく解釈して安心しているだけだ。今こそ現実的になる時なのかもしれない。


●今日のこと
前から気になっている天河神社の行き方について調べた。下市口駅までは奈良駅から約1時間半。そこから天川川合行きのバスに乗り30分。天川川合のバス停で降りて徒歩30分ほどで着く。途中で温泉施設もあるようだ。これなら洞川温泉に寄る必要もなさそう。あらゆる予約サイトを見て回ったが、ポイントを考えると楽天トラベルがお得だと感じた。