最初〜第5章:2018.4.16

耳よりも目から得た情報の方が記憶に残りやすい。
ただ覚えるのではなく物語にして覚えると尚良い。一度で一気に覚えるよりも時間をおいて何回かに分けて覚える方が結果的には時間の節約になる。

成長とはある日突然起こるもの。
成果が出なくても途中でころころとやり方を変えずとにかく信じて続けること。目指したい理想の姿を明確に思い描く。イメージしたことは必ず現実化する。

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第6章:2018.4.17

上手いスピーチとは聴く人の心を動かすもの。
上手く話そうと意識する必要はない。心から伝えたいという気持ちがあれば必ず成功する。話すときに大切なのは、何を言うかよりどう言うか。強調・緩急・間を取ることでさらに印象付けることができる。

リンカーンは大事なことを言うとき、その直前でこれでもかというくらいに間を空けそしてゆっくりと大きく話したという。

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第7章:2018.4.18

スピーチ当日は軽めの食事にしておく。
食べ過ぎるとその消化のためにエネルギーが使われてしまう。会場内は新鮮な空気で満たしておく。聴衆が少ないときは1箇所に集める。身ぶりについて意識しない。自然に任せる。笑顔でいること。壇上には余計なものを置かない。すぐに慌てて話し始めない。まずは聴衆を見回す。ざわついていれば静かになるまで待つ。

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第8章:2018.4.19

スピーチの前置きは短ければ短いほどいい。
単刀直入に話の核心に触れること。どうしてもユーモラスな話で始めたいときは自分の失敗談など自虐ネタにすること。それなら聴衆はたとえ笑わずとも興味は持ってくれる。お詫びの言葉で始めることは聴く人によっては失礼な態度と取られることがある。何も用意していないときはすぐに話し始め手短にさっと簡単に終わらせる。決まりやルールに縛られすぎず、会話をするように親しみを込めて話しかけることを意識する。

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第9章:2018.4.20

スピーチは終わりが重要。やや物足りないと思うところで終わらせる。結びとしては、行動を呼びかける、要点をまとめる、聴衆を褒める、高揚させる、などがある。
あくまで聴衆側に立って満足してもらうよう努めることが成功の秘訣。

第10章:2018.4.23

何のために話すのかを自ら理解する。
目的地が分からないまま走り出しても途中でガス欠になるのは目に見えている。専門用語はなるべく使わない。身近なたとえ話や具体例を用い簡潔に説明する。
一つの話に一つのテーマが基本。濃く短く。あまりにたくさんの内容を扱うと印象が薄まり結局何も残らない。多くても2つまで。特に伝えたいことは反復すること。

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第11章:2018.4.24

自分が興味のあることではなく、相手が興味のあることについて話す。
人が最も関心を持つのは自分自身。知りたがっているのは、ただ新しいことや古いことではなく古くからあるものの新事実。ニュースのように事実だけをありのまま伝えることがないように。具体的なエピソードと合わせ人間味のある話をすること。想像を掻き立てるような言葉を使う。雲のようにふわふわしているなど。興味は伝染する。話している本人がその話題について心から興味を持っていれば聴衆も自然とそうなる。

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最終章:2018.4.25

人間性は言葉遣いに表れる。
偉人が行ってきた方法を参考にする。つまり古典を読み自分なりに研究し実践する。自分自身の考えを取るに足りないといって退けてしまわないこと。
ラルフ・ワルド・エマーソンが自己信頼というエッセイの中で語っていることは今の自分がまさに求めていた言葉だった。本を読む適切な時期は自分の中に揺るぎない土台ができてから。そうでない限り、延々と彷徨う羽目になる。会話は技術ではなく心。言葉を正しく扱うことでさらにそれが伝わる。