珍しくお客さんから電話があった。何かクレームだろうかとまたいつものように悪いことばかり考えてしまった。幸いその予想は外れてくれたものの、重要感を持たせることの大切さを思い知らされた。

事の発端は事前の連絡なしにサイトの文言を少し修正したことだった。良かれと思ってやったことが裏目に出てしまったわけだ。

今思えば電話の受け答えも全くひどいものだった。頭で考えていることと口から出る言葉のギャップがありすぎて、あれでは誤解されても仕方がない。

結局どれほどの本を読んだとしても、自ら経験したり実践したりしなければ何一つ学ばないということを今回の経験から学んだ。

夜から友人Kと3か月ぶりに会った。少し早く家を出てカフェに寄った。20時ごろ待ち合わせ、気になっていた焼肉屋へ向かった。

どうやらKは転職を考えているらしい。同世代の人と働きたいのだという。仕事と人間関係。パンとバターみたいなものだと思った。

Kは2軒目に行きたがっていたが、眠かったので解散することにした。たぶん彼はいつものフィリピンパブへ向かったことだろう。友人と過ごす時間って大事だなーとしみじみ感じた。

凡人は能力や肩書きを他人に誇る。
偉人はそれらを他人のために役立てる。
もっと他人の気持ちを理解できるように。

おしまい。