事前確認手続きのため税理士事務所へ向かった。士業と聞くとお堅くて冗談も通じないといったようなイメージを抱いてしまいがちだが、実際会ってみると腰は低くそれによく笑うものである。
難なく手続きを終えてカフェに向かった。ここからだとドトールが一番近かったがどうも行く気になれなかった。そういうわけで駅の反対口にあるサンマルクまで行くことにした。
市役所通りを過ぎて、就寝中の繁華街をするりと抜ける。人通りは多かった。サラリーマンもいれば職業不詳の人もいる。できたばかりのラーメン屋には行列ができていて、待つ人皆もれなくスマホとにらめっこしている。
相変わらず汚ねえ街。
でもそれが丁度いい。
それにしても冬に逆戻りしたかのような寒さ。20分ほど歩いてようやくサンマルクに辿り着いた。あいにく真ん中の席しか空いていなかったが、着席して5分ぐらい経った頃、運良く隅っこの席が空いたのですぐに移動した。
雰囲気ならサンマルクに軍配が上がる。飲み物と椅子の座り心地ならエクセルで、気軽さならドトールだ。
jbの続きを書き始める。昨日書いた部分に加筆する。ここ最近はこうして前日のものに加筆する形が多い。文中に日付を書き入れているがよく分からなくなってきている。
家にワッフルがあることを思い出して気持ちがどんどん原稿から離れてゆく。結局16時半ごろ観念して店を出た。ワッフルの誘惑にはやはり抗えない。あまり書き進められなかったが、その傷心もまたワッフルが癒してくれるだろう。