買い物がてらわがらん家へ寄る。なんと米田のおっちゃんがいた。今日からまたしばらく泊まるらしい。

 

隣の松田商店で十割蕎麦を買い三人で食べる。ストレートタイプのめんつゆに氷は悪手。おっちゃんはいつも通り止まらない。途中から疲れてしまった。

 

18時過ぎに帰宅。帰り道、獅子岩あたりで何か行事っぽいことをしているのを見かけた。そういえばまだ夏らしいことをしてないなとふと思った。

 

夏は足早に過ぎ去ろうとしている。何かできることはないだろうか。そう考えたら何だか居ても立っても居られず、とりあえず山ちゃんに思いの丈を全てぶつけた。まったく何やってるんだか。翌日彼から「丸ごと全部やっちゃいましょう」と返事があった。

 

実家にいたら確実に悶々としたまま終わっていたはず。だからこそ、そうやって肯定してくれたことがとても嬉しかった。この歳で経験できる夏は人生で一度きり。暑さにかまけてだらだらと過ごしたっていいが、後から悔やむことはないように。