車内での会話:親父との昔話。租借音、アップダウンクイズ。たいじさんや大村さんの話。ネガティヴ思考に引っ張られる。母からの愚痴。愚痴になる前に小出しする。
千畳敷と三段壁と洞窟を回る。洞窟の入場料は1,500円とやや高めだったが結果的には満足だった。三段壁入り口にゲストハウスが一軒あった。個室3,000円と格安だった。帰りがけに平草原公園へ。見晴台で夕暮れを見る。淡くてしんみり。ウォーキングコースをランニング。アップダウンが激しくて戻ってきた頃には息切れ。でも気持ち良かった。
白浜空港に寄り展望デッキへ。さらに鮮やかな夕暮れ空。このままふらっとどこかへ行きたくなる衝動に駆られた。実際、遮るものは何もないのだからそうできる。そうしないのは常識に捉われているから。この足枷を外せたらもっと楽になれるはずなのに。
串本のファミマでピザまんを買って食う。誕生日月ということで奢ってくれた。思えば彼からこうして何かを奢ってもらったのは今日が初めてかもしれない。そのささやかな気遣いがな妙に嬉しかった。
串本の宿に寄ってしばし休憩&ゲームタイム。ドクターマリオと相撲で盛り上がる。ファミコン特有の非現実的な動きがツボ。こうじゃなきゃいけないってことは一つもないんだよなー、とふとゲームをしながら思った。この世界は何でもあり。思うままにやったらいい。
新宮のコメダで夕食。海外の話や今日の振り返り。
帰りの車内で話したこと:パン食い競争の話。20代後半に焦っていたこと、今はそれが無くなったことなど。
何もないとどうしても不安になる。できるかできないかで悩むのはもったいない。一歩踏み出してしまえば意外と何とかなるものだし、何とかするもの。自分は自分が思うよりヤワではない。とにかく信じること。
有意義な一日だった。他人をどう見るかは自分の自由だけど、それを押し付けてしまうと人間関係はつまらなくなる一方だ。人は日々変わる。その変化を楽しめるようになれたらいい。
次に僕らが会った時、もしかしたら今日のように会話は弾まないかもしれない。それでもそのこと自体を楽しめたらいいなと思う。人生は思い通りにいくことの方がはるかに少ないのだから。まあそんなときもあるさと気楽に構えよう。
何事も腹七分目。ゆるくゆるく。