会場内は想像以上に混んでいた。小さな子どもからお年寄りまで幅広い年代の人がいた。皆もれなく無邪気な顔をしていたように思う。開演前に食べたチュロスがとても美味しかった。
16時半開演。繰り返される妙技の数々を前に、ただただ呆然としてしまった。人間の持つ可能性をまざまざと見せ付けられた。その気になれば不可能なことは何一つないんだなあと思った。純粋に楽しむはずが妙に勇気づけられて終始感動しっぱなしだった。終演後、唯一の撮影タイムがあったのでばっちりキャメラに収めた。
その後お台場のモール街を歩き、イタリアンレストランへ入った。Tの嫁からヨーロッパの経済事情やオスマン帝国の話など興味深い話をたくさん聞くことができた。
アラビアのローレンスという映画はオスマン帝国を倒す遊牧民を基にした実話なのらしい。タイトルは知っていたもののなかなか観る機会がなかったが、近々観てみようと思った。
彼らを見ていると国籍が違えば文化や習慣も違うんだということを思い知らされる。関係を保つのに大切なのは思いやりと寛容さだと思った。
別れ間際、手土産と母お手製の手芸品を渡した。喜んでもらえるといい。帰宅後、さっそく部屋に飾ったと連絡があった。まったく彼らしい。