トルストイの人生論を読み終えた。作家として成功し家族にも恵まれた彼は晩年、その全てを手放した。欲望を満たしても心はちっとも満たされない。心を満たす唯一の方法は欲望を手放すこと。

自分のためだけに生きるのには限界がある。どうしようもなく虚しくなる時がいずれきっとやってくる。そうなると欲を満たそうという気持ちさえ起こらなくなる。

虚しさを感じたらちょっとだけ他人のために生きてみること。具体的には常に人から頼まれたことを優先する。先のことは一切考えずに。

ここ最近の行き詰まり感がようやく晴れつつある。

午後からKさんのパソコンレッスン。ひょんなことから9月に沖縄へ行くことになった。

最近は物への執着やこだわりが全くない。欲が無くなったというより他人との関わりが億劫になってきているように思う。

 

店員以上に何だか気を遣ってしまう。上手いこと話さないといけない重圧を無意識のうちに自らに与えてしまっている。

だからこそ思う。何かを気にしながら行儀よく生きる必要はないと。故意でなければいくらだって迷惑をかけていい。誰だって大なり小なりそうしているのだから。

 

とにかくありのまま。