久々にカフェでまったりと過ごした。緊急事態宣言も明けて街のにぎわいはいつも通り。
カフェモカをすすりながら、アウルクリーク橋でのできごとと江戸川乱歩の短編集を読んだ。自分でも書けそうな気にさせるのが名作の恐いところ。ただ、実際にそれをすると大抵痛い目を見る。それでもあの初めて書いた小説だけは一生かかってでも書き終わらせたい。
ここ最近の近況をざっくりと。
まずはしまぐらしというアプリを始めてみた。ほのぼのしててとても心地よい。
前から気になっていたのんのんびよりを見始めた。ふと小4の夏休みを思い出した。れんげたちのように宿題そっちのけで毎日遊んでた。特に何をするわけでもないのに全然飽きなかった。明日は遊ばなくてもいいかとは一切思わなかった。とにかく夢中になって遊んだ。
遊ぶことに夢中になれなくなったのはいつからだろう。変に利口になってしまった。親友のKともそれで疎遠になった。20代になってからまた会うようになるとは思いもしなかったけれど。
のんのんびよりを見ていると自分は色々と合理的に考え過ぎだということに気付かされる。仮に誰かと会って結果的につまらない時間を過ごしたとしても、それは決して無駄にはならない。
その人との間に「あの時つまらなかったよな」という共通の思い出話ができるのだから。そしてそれは永久保存版の笑い話となるかもしれない。
物心ついてからはそうした機会をことごとく棒に振ってきてしまったと、今さらながら反省する良い機会になった。