陣馬山について調べる。高尾山の近くにあることを知る。次にメガネについて調べる。免許証更新の視力検査に受かりさえすればいいのでとにかく価格重視。JINSだと5,500円で作れると知り歓喜。

 

午後近場のドトールへ。当初はエクセルに行こうと思っていたものの、若干寒かったので変更した。2階の席はあいにく空いてなかった。1階のカウンター席に座る。日差しが眩しい。レタスドッグを食べ終えて、ようやくまた小説を書き始める。開き直ってから3日経っていた。決意を行動に表すのは本当に難しい。

 

最初に書いた話を改めて読み直してみる。そして頭の中で想像する。原稿から離れて自由に飛び回る。それを追いかけ捕まえてまた原稿の中へと押し戻す。おそらく「これでいい」と思えることはないのだろう。創作において完璧はない。明日になればまた違う展開や言い回しになっているはずだから。どこかで追うことをやめる必要がある。たぶんその最も良いタイミングは「これでも悪くない」と思えたときなのだろう。

 

16時を過ぎたころ、老人がぞろぞろとやってきた。カウンター席は満席になった。常連だろうか。それぞれ一人でやって来ては挨拶を交わし自然と会話に混じってゆく。彼らにとっては天気やコロナや選挙など話の内容は正直何だっていいのだ。持論や正論だっていらない。とにかくただこうして寄せ集まってうんうんと言い合うことが大切なのだ。彼らが最も避けたいのは孤立なのだから。