「兇弾」と「残酷で異常」を観る。ほとんどの表現手法はすでにやり尽くされてしまっていて、人々はちょっとやそっとのことでは驚かなくなっている。その結果、作品はますます肥大して過激になる。

 

作品単体で見ればどれも素晴らしい。だが消化不良の私たちにはどれも同じ味に思えてしまう。昔の映画を見てその薄味にほっこりさせられるのはきっとそういう理由からなのだと思う。

 

Kに誕生日おめでとうメールのお返し。その後Tへの贈り物を探す。お歳暮やクリスマス感はなるべく出さないように。あとあまり大袈裟にならないように。

 

その条件であれこれ探しているといくつか候補が見つかった。どれもいい。悩む。いっそ全部贈っちゃおうか。いやいやついに狂ったかと思われるな。でも実際こういうのって選んでる時が一番楽しかったりする。

 

最終的に和風ティラミスに決まった。美味そう。ついでだから親にも何か贈るかと思い、またあれこれと探す。あ、これにしよう。そしてポークステーキをポチる。

 

今年は何かと色々贈る年だった。でもこれがたぶん一番幸せなお金の使い方なのかもしれないなと。