プレジデントの孤独に関する記事を読み漁る。ある調査によれば最も孤独を感じているのは26歳女性なのらしい。一人でいても誰かといても孤独は感じるものだ。何か打ち込めるものがある人間はやはり強い。何もなければSNSやネットの渦に飲み込まれてしまうだけなのだから。

 

そういえば、コラムの中に出てくるような人間に出会ったためしがない。やはり架空の人物でしかないのだろうか。貧困にあえぐ若者は果たしてどこにいるのか。

 

松原惇子さんの記事を読んでいたらハッとさせられた。確かにこの家の主は両親であって、僕は結局居候のようなものでしかない。お互いにいくら干渉しないようにしていたって、同居している限りはどうしても嫌な部分が目に入ってきてしまう。

 

他人に対しては絶対にしないようなことも身内にはできてしまうものだ。だからこそある程度の距離を保つことは絶対に必要だ。身内だからを言い訳にしてはいけない。

 

22歳で実家に戻りそれから10年以上居座り続けて、ようやくそのことに気が付いた。もちろん金銭面的には大いに助けられた。毎月4万入れるだけで済むのだから。でも月6万ほどで自活できると分かった以上、実家にこだわり続けることもないと思った。両親も最初のうちは悲しむだろうが、そのうちきっと慣れるだろう。以前のように。

 

午後からドトールへ。jbの続き。高3のライブの話から中学時代の友人Mの話へ。彼とはすっかり疎遠になってしまったけれど、性格的にはとてもよく似ていたしもっと仲良くなれたかもしれないなと今になっては思う。

 

当時、彼にもっと感化されて練習に励んでいたらまた違った道を歩んでいたのだろうか。いいや、結局は変わらなかったように思う。私が私で在る限りはきっと。運命論を信じているわけじゃない。でも自力ではどうにもならないことが確かにある。

 

帰ってきてから小田原や茅ヶ崎の物件を探した。相模原よりは高いがそれでも3万円台でRCもちらほらとある。一泊でもいいからとにかく訪ねてみよう。もうこれ以上先延ばしにしてはいけない。