朝、ベランダ越しの風景を眺めながら一服しているとふと幸福に気付いた。
幸福を得るために自ら進んで苦悩や努力の渦に飛び込む者もいる。もしかしたら君もそのうちの一人かもしれない。結果的にどうなるかというと、幸福からますます遠ざかることになる。
そもそも幸福とは何だろう。君はそれが何かも知らないままただ闇雲に探し続けている。だから今目の前にあるものこそがそれだとは夢にも思わない。
これまで君は必死になって頑張ってきた。なぜ頑張ってこれたかというとその先に幸福があると信じていたからだ。でも君は内心こうも考えている。あとどれくらい頑張ったら幸福になれるだろうかと。
種明かしをしよう。幸福とは君自身のことだ。そのことに気付いたならば、君が何をしようとそこには常に幸福がある。
いや、でも現に自分は不幸だと君は反論するかもしれない。そう言えるのは、君がボケることもなく自分の意思でちゃんと生きているからに他ならない。幸福なことにね。
●今日のこと
ここ2日分のブログを書いた。昼食後カフェに行こうかと考えたがどうにか踏み留まる。BGMを探してから執筆開始。とにかくBGMにかかっている。
●小説
Oからギターを教えてもらう場面の加筆修正。これまでのOとはまた別のO。全く紛らわしい。Oの部屋に初めて上がったときの心情とその状況描写。