脳にとって「予測できない」ということはひどくストレスになる。死ぬ可能性もあるからだ。だから脳は同じことをやれと命令する。それに従っていれば確かに安全は保証されるが面白味には欠ける。

 

僕は今、移住体験施設の予約をしようとしている。担当者にその旨の連絡をすればすぐにでも手配してもらえるだろう。でも一向にそうする素振りはない。白状するとびびっている。つまり、完全に脳に説き伏せられてしまった状態。

 

何もしなければこれまで通りの日々が待っている。その事実にもびびっている。そこから抜け出すためには自ら動かなければいけない。ただ待っていたって誰も手を差し伸べてくれない。分かっている。でも怖い。

 

そしてまた、時間だけが無為に過ぎる。