5時45分起床。こんなに早起きしたのは正月以来のこと。外に出てみるともうすでに暑い。でも日差しは優しげでまるで夕暮れ時のよう。
海岸清掃には思ったより多くの人が参加していた。係の人から軍手とゴミ袋をもらい浜へ降りる。これだけ人がいるならもうゴミなんて落ちてなさそうだよなーなんて思いながら、人の少ない堤防側をとぼとぼと歩き続けた。
普段はゴミが落ちていたって一切目もくれないのに、今はそれを宝探しのように必死になって探している。そのギャップがなんともおかしかった。
こんなふうに人の意識は条件によってコロリと変わってしまう。この「私」にしてもそう。常に変化しているのについ固定されたものと見てしまう。思考、感情、持ち物その全てを「私のもの」だと思い込んで、自ら執着と苦しみのループにはまる。
7時前に帰宅。シャワーを浴びてから朝食を取る。それから網戸とトイレ掃除。まだ9時にもならない。一日が長すぎて辛い。その後日記を書いて、読書して、映画を観て何とか17時になった。
どうにか小説を書くことを習慣化させたいけど、強制するのもなんか違うよなぁと思ってもいる。とはいえ自由にさせていたら一向に書かないだろうし、ほんと困ったちゃん。とりあえず時間は決めずに、ゲームの前に書くとだけしておこうか。あとは気分まかせってことで。