小田急線と南武線のまたがる駅で、空を見ながらひとり物想いにふけっている

このぐらいの時間がとても好き
車のライトと紺色の空の組み合わせがたまらない

今さっきバンドを抜けた
悲しむところなんだろうけど、腹立たしいくらいにとても気持ちはすっきりしている

周りにいる人たちがとにかくすごすぎた
弱音を吐くなんてできなかった
本当は息苦しくて仕方なかった
自分がいかにだめかを思い知るだけだった

それで?
特に何もない
ただただしょうがないと思った

本当にやりたいことってなんだろう
属していないと属したくなるこの気持ちはいったいなんだろう

応援しているよ、心から
彼らならきっとさらに先へ進めるはずだ

今まで足を引っ張ってきたことにごめんなさい
そして、もう戻らない日々にありがとうとご苦労様とほんの少しのふざけんなを

青春・完