それは自ら行動できる人とそうでない人
前者は総じて言い方がとげとげしく頑固だ
ぼくはおもいっきり後者でやりたいことがあっても具体的に何をしたらいいのかがまるで分からない
つまり、彼らのように明確な意志を持ってそれに基づいて行動する人間になるにはどうすればいいのかが分からないということ
あれをしろこれをしろと言われて、何も思わずに従える素直さを持ち合わせていたらどんなに気が楽だろう
たちが悪いのは自分が後者であると自覚しながら、それでも自分の意志を曲げたくないと思っていること
何にもできない人間だと認めてしまえばいい
ただ、そう思えば思うほど他人に何も言えなくなる
笑えなくなる
劣等感しか抱かなくなる
10代の頃の「何がしたいか」は二十歳を過ぎた今「何ができるか」に変わった
どんどん選択肢は絞られている
変わらないのは今でもバンドをやってるということ
スタジオの中に居れば日常の嫌なことから解放される
ライブをしたらすごいねと言ってくれる人が少なからずいる
どうしてバンドをやるかといったらそれがあるからだ
じゃあ今はどうだろう
スタジオの中にも日常で感じるあの空気が立ちこめてしまってる
救いは他のいろんなものに対する興味をまだ失っていないこと
実家に戻ってきてしがらみから抜け出せると思ったけど、結局今もしがらみだらけ
どこにいてもずっとそうなんだろう
今あるものを全部捨てて真っ白な状態でアラスカあたりにでも行かない限りは
I'm not our Steppin Stone.
なんとなく言ってみただけ