映画の中の何気ない台詞にヒントを得られることがある。しかしよくよく考えてみればこれも至極当然のことだ。芸術の両親こそ他ならぬ苦悩と葛藤なのだから。
今私を悩ませているものにその作者はすでに出会っていたというわけだ。そして作品を通して、同じ悩みに対して他人はどのような答えを出したかを知ることができる。
この体験は大いに自分の助けとなってくれるが、これで万事解決とはならない。最後は自分自身で答えを出さなくてはいけない。作品を作る必要はない。自分の言葉で語りそれを忘れずに書き記しておくだけでいい。
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年が明け思いがけず多くの連絡が届き、感謝しつつも返事を書くのが億劫になってしまっている。仕事を始めるまでは引き続き知らんぷりしておこうと思う。