上野まで葛飾北斎展を観に行った。昨日の反省を活かし、思い立ったと同時に着替えを済ませた。外を歩いていると色々な気付きがある。散歩は究極の創造的行為である。

葛飾北斎の画を初めて間近で観たが、その迫力とは裏腹にいつまでも眺めていられるような親近感があった。西洋絵画の場合だとこうはいかない。どこか張り詰めた緊張感のようなものがあって、真剣に向き合うことを否応なしに要求される。結果、観終わった後は非常にぐったりとしてしまう。

この違いはおそらく感性の共鳴にある。時代は違っても日本人としての感性は変わらない。外国の文化を無条件で良いものと考えるのは良し悪しである。まずはもっと自国の文化に目を向けるべきだと思い直した。

18時ごろ帰宅。Netflixで映画を2本観た。常識に捉われてはいけないとつくづく感じる。目の前のことに集中しながらも視野は広く保っていたい。