誰かの話を聞いている間、自分の物語は止まったままになる。でも時間は止まらない。ということはつまり、聞けば聞くほど自分の物語は短くなる。

 

この物語を書いているのは自分自身か。それとも他の誰かか。そもそも自分とか時間なんてものは本当にあるのか。

 

そんな問いが湧き起こったとき、そこに本当の始まりがあるのかもしれない。