アーチャン・チャーの手放す生き方を改めて読み始めた。何か答えを探すときそれは自分の外側にあると思ってしまうものだ。だからこそ余計に迷ってしまう。

 

答えを探すうちに本質を外れてしまい、方法探しが目的となっていることもある。なかには自分探しと称して世界を放浪する人々もいる。

アーチャン・チャー曰く、それはつまりかばんの中に糞を詰め込んで歩いているようなものだという。どこへ行っても臭うのは自分自身に原因があるのだが、当の本人はそのことに気付かない。

 

そして臭わない場所を延々と探し続けるがそんな場所はどこにもない。ただそのかばんを降ろせばいい。それですぐに解決する。

ブッダの教えについてもきっと同じことが言えると思う。いつまでもそれに頼っていてはいけない。最後は自分の内側にそれを見出さなければいけない。