底知れぬ無力感が定期的にやって来る。自分のやっていることが全く取るに足りないものに思えてくる。

 

人それぞれ違うと理解しつつも他人のようにならなくてはと気負ってしまう自分がいる。こうなるともうあらゆることが楽しめない。

いっそのこと精神科医にあなたは病気ですと言ってもらった方が楽かもしれない。しかし一度でもそれに甘えてしまったら癖になってますます逃げる羽目になりそう。気休めにはなっても結局のところ解決にはならない。

頭の中は四六時中雑念だらけ。今の自分を必要としてくれている人は少なからずいる。もうそれでよしとしよう。それ以上何を望む必要がある。

 

実際のところ、自分で自分を責めるのは自信が無いからではなく他人から優しくされたいからに他ならない。

自分よりも優れた人は山ほどいる。というより、誰もが優れた一面を持っている。いちいち気にしていても仕方がない。それよりも内なる自分に意識を向けるべきだ。

 

高みとは一つ一つの小さな積み重ねでしかないのだから。