ふと孤独に気付いた。いや、気付いてしまったというべきかもしれない。知ったところで不幸しか生まないのだから困ったもんだ。

この不安はまったく妥当なもの。一人で生きていけるほど強くないことは分かっている。それでも他人とつながることはやっぱり煩わしい。

利口だと思い込み作家気取りでもっともらしいことを書いているが、実際のところ中身は空なので何も響かない。

こんな卑屈なことをわざわざ書きたかったわけではない。そもそも書きたいことなど何もない。ただ吐き出したいだけ。そのための手段がブログだったに過ぎない。

本来私はもっと馬鹿でひねくれていて自由のはずだった。それがどうしたことか、プライドばかり高くなって恥をかくこともできなくなってしまっている。まったく、これほど馬鹿げたことはない。