カフェにいる。そうしてまた懲りずにあのことについて考えている。全くいつも通り。何も変わらない。
答えはまだ見つからない。答えがあるのかも分からない。いや、きっと無いのだ。
それを知らなくたって生きていけるのだから。周りを見渡してみればそのことがよく分かる。
それなのに私はそのことについてまだ頭を悩ませている。意地っ張りなばかりに。
まずは地に足つけた生活を。人生の意義だとか真理だとか高尚なことを引っ張り出してくる前に。
浮き足立ったままいくら考えても、浮世離れしてしまうだけなのだから。
答えはない
/ 随筆
