筋肉痛は遅れてやってきた。すっかり油断していた私は成す術もない。無抵抗のままただ虐げられるばかりである。ひとまずブログでも書いて気を紛らすとしよう。そうして登山に行った日のことを書き始めた。
不思議なもので書き始めるとすらすら思い出すことができる。逆に、思い出してから書こうとすると全く上手くいかない。書くことで程よく頭が刺激されているのかもしれない。そんな感じで書き続けていたらいつの間にか昼になっていた。筋肉痛に挫けそうになりながらも、いつも通りカフェへ行くことにした。
途中でリンガーハットに寄って野菜たっぷりちゃんぽん麺少なめを食べた。相変わらず美味かった。それからエクセルへ。今日はカウンター席に座ることにした。というのはこの前ふとテーブル席でパソコン作業してる人たちを眺めたときに、そのあまりの姿勢の悪さに愕然としたからである。人こそ人の鏡とはまさにこのこと。結果的にカウンター席で大正解だった。
ブログを書き終えた頃にはもうすっかり外は暗くなっていた。小説は書き進められなかったけどまあよしとしよう。カフェを出てすぐにポニーテール姿の若い女性警備員を目撃した。気品と可憐の見事なハーモニー。その神々しさに思わず足を止めてしまった。眼福眼福。