一生のうちに書ける文字数に限りがあるとしたら、ネット上にはびこる罵詈雑言はおそらく一掃されることだろう。ほとんどの人は、限りある資源をわざわざ他人のために使おうとは考えないはずだから。

 

この世のすべては言葉でできている。「わたし」も「あなた」も言葉だ。もちろん「言葉」それ自体も。言葉は音と意味の二つがあって初めて成り立つ。ゆえに発音できない言葉、意味のない言葉というものは存在し得ないはず。だが「それ」は違う。すべての言葉をもってしても「それ」を説明することはできない。

 

これもまた一つの冗談に過ぎないのだろうか。ただ振り回されているだけだろうか。私にはもう何も分からない。だが少なくともこれだけは言える。いくら知識を積み上げてもそこにたどり着くことはできないだろう、と。

 

●今日のこと

運営サイトの修正の続き。ゴーンガールを観る。あわわ。恐ろしい女。いや、違うな。女は恐ろしい。ビーケアホウ。穏やかな一日。明日からはまた小説の続き。頑張るぞう。ぱおーん