君は無いものを探し続けている。生み出す行為から逃げたいばかりに。そろそろもう観念しないといけない。そして覚悟を決めるときだ。

 

これまで散々君を奮起させるために言葉を尽くしてきた。でももう限界だ。これ以上何も言ってやれない。それでも尚君が言葉を欲するならどうか君自身でそれを紡いで欲しい。

 

何度でも言う。人生は短い。君にできることはごくわずかだ。多くのことに手を出せば真の愉しみを知る前に土の下へ向かうことになる。荷物と行為はなるべく減らすこと。

 

なぜ君は君として生まれたか。その答えは死ぬ時になったら分かる。だから今は考えなくていい。やるべきことを取り違えてはいけない。与えられた機会を無駄にしないように。

 

●今日のこと

朝近くに住む叔母が来訪。そのまま母は出掛けて行った。タイムマシンとテネットを観た。ノーラン氏はまたとんでもないものをお作りになった。頭の中がゾクゾクした。最後と最初がつながっているかと思いきやそうでもなかった。カントの啓蒙についてを読み始める。