昨夜はあまり寝付けなかった。途中で何度も目が覚めた。久々に実のある話をしてよほど興奮したかあるいはAの話に多少影響を受けてしまったのかもしれない。
人の話を聞いているとつい自分もそうかもしれないと思い込む癖がある。そしていつかその人のようになってしまうのではないかと不安になる。元々影響を受けやすい質なのだろう。
病は気からという言葉があるように、そうやって思い煩っているとそのうち本当になってしまう。だから考え過ぎないのが一番。僕はきっと大丈夫。これまでもそうだったように。
Aに昨日のお礼メールを送ってから映画を2本観た。ロング・トレイルと東京物語。一昔前の言葉遣いにはどこか面白味がある。それでいて今よりずっと淡白だ。映画にも同じことが言える。素材がちゃんとしていれば味付けは軽くでいいんだと気付かされた。もうしばらく50年代に浸ってみよう。