昨日までの孤独感はどうにか過ぎ去ったらしい。Ni-Tiループという概念を初めて知った。調べてみると今の自分の状況とぴったり合致していて思わず笑った。
【INFJ本人による】「Ni-Tiループ」とは【あるあると解説】
内側ばかりに目を向けていたら大事なものを見落としてしまう。雑踏の中へ自ら飛び込むことも時には必要だ。たとえ気乗りしなかったとしても。
コロナになる前は毎週のように都内の美術館へ足を運んでいた。絵は言葉を知らないが、それでも様々なことを物語ってくれた。
美術館を出るとそこにもう僕の知る世界はなくて、ただ妙な高揚感と疎外感だけがあった。そんな非日常的な体験がとても心地良かった。そのとき僕は確かに世界に触れていた。
未来の君へ。
八方塞がりでどうしようもなくなったときはとにかく世界に触れることだ。どんなことだっていい。近くの公園を歩くとか、コーヒーの香りを思いっきり嗅ぐとか、人の集まる場所に行って遠巻きで眺めるとか、あてもなく電車に乗るとか。
間違っても部屋にこもってさらに内側に潜ろうとしてはいけない。それをすれば君はさらに路頭に迷うことになる。結局のところ、君はこの世界の中で生きる他ないのだから。そしてもっと言えばその世界は君の中にだけある。