午前中は町内会の避難訓練に参加した。出かける前に隣の畑を管理するHさんとばったり会いしばらく立ち話。集合時間が迫りながらも会話の切りどころが見つけられず、あわあわとし始める。
こういうとき、どうしても相手を優先してしまうところがある。それで結局自分が割を食うことになるが、しょうがないさと言い聞かせる。この積み重ねがきっと、自己肯定感の低さにつながったのだと思う。
避難訓練には30名ほど参加していた。日曜の午前というのに熱心なことだ。同世代と思わしき方も何人かいた。避難タワーの中を見学後、町内会館に移動した。そこで非常用のアルファ米とレトルトカレーをみんなで作って食べた。実際の非常時には、こうして呑気にレトルトカレーを温めている暇なんてないだろうなと、食べながらふと思った。
その後Yと新宮のニトリへ行った。駅前の物件を見学後、H食堂へ。帰り際に店主と色々話した。どうやらここが地元らしい。控え目でおっとりとした方だった。W家へ戻り、宿の今後についてや新たにやろうとしている朗読会のことなど、2時ごろまで延々と語り合った。初めてここに訪れた日のことを思い出した。こういう夜は何度だって飽きない。