消えるのは一瞬
砂浜に残った足跡のように

落ち着いてゆく外見、とげとげしさを増す感情
この悶々とした気持ちを言葉にしてメロディに乗せて叫び散らかしたらどんなにすかっとするだろう

何もできないのなら従うしかないことくらい分かってる
でもそれでも納得いかないこともある

自分が今どのくらいの位置にいるのかをたまに考える
本音を言うと、ただ自分よりもだめな人を見て安心したいだけなんだ
でも今の環境の中にぼくより下の人はおそらく居ない
そんなこといちいち気にするなよなんて言う人がいるけれど、それはだいたい決まって上にいる人だから聞く気はない

分かって欲しいとは今更思わないけれど、さすがにもううんざり
結局自分のことより知っていることなんて一つもないんだよ、誰だって

だからきみのことについては1ミリも話せない