思えばこうして誰かの日常ブログを夢中になって読むのは峯田のがぶがぶダイアリー以来だ。
あの時はまだガラケーだった。たしかソニーエリクソンの携帯を使ってて、スクロールボタンが非常に使いやすかったのを覚えている。
真鍋かおりがブログの女王とかってもてはやされてたなあ。それにあと、いや、もうやめておこう。自らセンチになることもない。
最後に更新された記事で年齢に触れていた。もしかしたら同い年かもしれない。気が付くと私はメールフォームからメッセージを送っていた。朝起きて顔を洗うぐらいごく自然に。そして送ってから思った。
うわ、何やってるんだろ自分。むしゃくしゃしてやった。誰でもよかった。今は反省している。とでも言えば許してもらえるだろうか。だが後悔は微塵もない。
たぶん、ブログを読んだ私という存在がいることを知って欲しかったのだと思う。ブラウザを閉じたらさようなら。そんないつもの現実にちょっと抗ってみたかったのかもしれない。
さてと、気を取り直してリゼロの続きでも観るとしよう。