真理はゆでたまごを作る過程に似ている。人生という鍋の中に放り込まれ茹でられて、段々と中身が固まってくる。そして完全に固まったらその人生から飛び出して一皮剥けて目覚めの時を迎える。
過程といってもたったこれだけ。とても単純。「鍋の中でいかに快適に過ごすか」が目的にならない限りにおいて。
もしかしたらあなたはこう思うかもしれない。そもそも私をその鍋の中に放り込んだのは「誰」なのだろうかと。どちらもあなたで同時にまたそれは私でもあり神でもある。
残念ながら頭で考えられることには限界がある。知識を越えるには直観で見るしかない。そのためにはまず静まって瞑想すること。