神さえ概念なのだと今日ふと思った。
結局のところ、自分を救えるのは自分だけ。状況を変えたいのなら自分でどうにかするしかない。神が都合良くひょいとどこか別の場所へ連れて行ってくれると期待したって無駄。そんなことは絶対にありえない。
聖者が言うのは大体このようなこと。神だけが唯一実在する。あなたはその肉体でも意識でもない。全てを明け渡し責任を放棄すること。それについて瞑想すること。
しばらく瞑想を続けてみたが何も分からなかった。目の前にはただ暗闇と無が続くばかりで、内なる声なんて聞こえなかった。
相変わらず欲はあるし、他人を愛そうと思うどころか悪いところばかり目に付くし、自己肯定感も低いまま。
本当にこの道で合っているんだろうか。疑念だけが増してゆく。ねえ神様。私はどうしたらいい?何だかもう疲れちゃったよ。