午後からMと久々にお茶をした。祖父の死や震災の日のことなどを話した。死を目の当たりにすると体はただの入れ物なのだと実感する。気分転換にとウェブの仕事を振ることにした。
夜からKとキャンプ用品屋へ行った。手首を痛めたらしい。あれこれ話し合った結果やっぱりレンタルでということになった。
帰りに中華料理屋へ寄って五目炒飯と餃子を食らう。美味かったが油と塩分がものすごい。毎日食ってたら確実に体調不良になりそう。
店員から先に会計をと言われたのでKに尋ねると別々でいいとのこと。一旦席を離れて会計を済ませ再び戻ってくると「払っといてくれた?」と冗談混じりに言ってきた。その言い方が気に障り「いや別々って言ってたから払ってないよ。それに今日は奢るようなこと特にしてもらってないじゃん?」と軽口っぽく言った。
Kの言い方は時々こうして私を不快にさせる。飲んでる時は気が大きくなるものだし仕方ないとは理解しているが、やはり駄目だ。後になって思えばKは別に奢ってもらうというニュアンスを含めてそう言ったわけじゃない。まとめて払っといてくれた?と確認したまでのことだ。後から清算するという考えは彼にももちろんあった。それを私が勝手に早とちりしてしまっただけだ。
するとKは「まあそうなんだけど、言い方がズキっと来るんだよね」と珍しくしょげた様子でそう言った。普段の両親へのつれない態度が自然と出てしまったのだろうなと思った。人間関係はいつになっても難しい。日々反省。
結論。心を開ける人と暮らすこと。それが無理ならただ一人で静かに暮らすこと。