今日もまた朝からヨーガ・ヴァーシシュタの続きを読む。少しずつ読み進めてその度に黙想するという読み方を推奨されているが、途中で止めることは至難の技だ。
読み終えていくつか疑問に思ったことがある。
この本を書いたのは誰か。もし無限の意識だとしたら私は熱心に読むこともなかったはずだ。なぜならそれはもう私の中にもあるのだから。
この本を読んでいたのは誰か。私だとしたらなぜこんなにも熱心に読むことができたのだろう。それはただ自らの存在を否定するだけなのに。
この世界が存在しないのだとしたら、その中にあるこの本も同様なのではないか。だとすれば創造者も存在しないことを意味するのでは。
そもそもなぜ心は世界や私が存在すると思い込むようになったのか。
賢者はどこにいるのか。またその賢者が本物かどうかを見極めるためにはどうすればよいか。
最後に、こうして疑問に思ったのは誰か。
寝る前に瞑想と黙想。疑問は解けぬまま夢の中へ。