たまにはガストで作業するのもいいかもしれないと思い、さっそく近くのガストの口コミをちらりと調べてみた。あいにくパソコン作業をしている人の書き込みは無かった。電源とWi-Fiは完備されていることは分かった。

 

しまぐらしで同じ境遇にいる人からのメッセージが流れてきた。共感だけでは足りなかったので拾うことにした。文章をあれこれ考えるがどうしても上から言っているような感じが出てしまって何度も書き直した。

 

結局30分以上かかってようやく送信した。どっと疲れた。でも送らずにはいられなかった。結局返事はなかった。期待してたわけじゃない。でもあの時間は一体何だったのだろうなと少ししょんぼりした。

 

窓を開けて一服していると遠くの方からジージーという音が聞こえた。この暑さを盛り立てる耳障りな音。間違いない、こいつはセミだ。まったく、死に急ぐこともなかろうに。

 

外に出るともはやそこは中東の砂漠だった。去年はこれほど暑くなかった気がするけどな。じっとりとした汗が全身から噴き出す。日陰の有り難さをしみじみと感じた。

 

ガストのことを調べておきながら結局向かった先はエクセルだった。さすがにもう駅の反対口まで行く気力はなかった。幸い席は空いていた。

 

アイスアーモンドキャラメルラテを飲みつつjbの続きを書く。Oの家から飛び出してEと逢引する場面。ほんとしょうもないやつ。それからHとのその後再会した話を加筆。

 

しかしまあ出てくる出てくる。回想前がどんな場面だったかも忘れかけている。とにかく流れに身をまかせよう。帰ってきてからまとめサイトをダラダラと眺めた。割と普通のSSに対して多くの称賛があって驚いた。正直言うとこの程度でいいのかと思ってしまった。

 

夕食後引き続きダラダラしたあとで原稿に向かう。夜に書くのは違う感覚があっていい。心なしか文章も澱みなく出てくるような気がする。結局眠る間際まで書き続けた。