二宮の物件を探したり練馬区のことを調べたりエアコンの掃除をしたりした。今年の暑さは異常だ。殺意と悪意しか感じられない。人類はきっと自然によって滅ぼされるのかもしれない。
そうこうしている間に12時を過ぎていた。この時間になると小説を書き始めようとする気はさらさら起きない。飯を食うわけでもない。適当に時間を潰して腹が鳴るのを待つ。それから13時半頃に家を出る。これがいつものパターン。
正直飽き飽きしている。先のことを見越してやらないという場合があまりに多すぎる。細切れの時間を集めたら大きな雪だるまが作れてしまいそう。
そしていつも通り13時半ごろ家を出てドトールへ。カウンターは空いておらず久々にテーブル席に座った。思いの外良かった。ケツが痛くなることもなかった。jbの続き。EとMとの三角関係からOがEを好きだったという告白まで。書いていて思ったけど自分最低だな。
帰ってくると部屋は蒸し風呂のようになっていた。この湿度は一体なんだ。さっそくエアコンをつけた。途中で室外機からゴーンという音がして運転が止まった。エアコンを見ると電源マークが赤く点灯している。ついに逝ってしまった。むしろ20年ももってくれたことに驚いている。今まで本当にご苦労様。安らかに眠っておくれ。
実際、安らかに眠りそうなのは僕の方だった。この暑さをどう凌げばよいだろう。あっと思い立ち首に巻くやつを引っ張り出した。水で濡らすと中のジェルがそれを吸収して冷涼感を与えてくれるという代物だ。さっそく首に巻くとあらやだ涼しい。
夕食後アニメを見終えてからまたjbの続きを書いた。今までにはないパターン。意外と捗った。家だから書けないというのは間違いだった。問題は時間帯にあった。ただ夜行性なだけだった。
二宮への引っ越し計画はここに来てまた足踏み状態になっている。まずはとにかく太平洋不動産に相談の予約をしよう。話はそれからだ。