今ここ。真理に関する本を読む度に君はその言葉に出会ってきた。そして心の中でこうつぶやく。はいはい、分かってるよ。在るのは今この瞬間だけなんでしょ。で、どうやってそこに行けばいいの?
概念として捉えているうちは今ここに辿り着くことはできない。そう言うとどこか遠くにあるような印象を与えるかもしれないけど、実際は違う。それはどこにもあってどこにもない。
言葉によって真実を語ろうとすることは、クソで化粧をするようなものだ。塗れば塗るほど余計に醜くなるという意味において。
探求者をやめない限り探求は終わらない。概念にしがみつく限り理解は起こらない。おでこに答えが書いてあることを知らないまま、必死に答えを探し続けている人を見て君はどう思うだろう?
僕はその言葉をそっくりそのまま君に贈ろう。無論、この言葉も真実ではない。ただの冗談だ。
●今日のこと
読書をした後プラットフォームと運命のボタンを観る。横になってしばしぼーっとする。ゆったりとした日曜日。生きることの素晴らしさを存分に味わった。
●小説
jb推敲続き。Oとの再会場面終了。Aの話に移る。