公園に一歩足を踏み入れると、喧騒は途端に消え木々の囁きだけがあった。ついさっきまで画面を凝視しながらポークビッツと戯れていた僕をまるで嘲笑うかのように。
朝は良い。真っ白くて満たされていて誰もが上機嫌に見える。もし朝の散歩をもっと早い段階で習慣にしていたならば、満たされないことを不機嫌に感じて白いものを出し続けるようなこともなかっただろう。
園児たちが元気に走り回っている。チノパン、トレーナー、帽子、リュックと期待通りの装いをした先生たちがその様子を見守っている。僕もあの園児たちに混じって何の悩みも持たずにただ走り回ることができたらどれほど幸せだろうと思った。そのとき僕は、クラスの垣根を超えてウェブ園児ニアという新たな領域へと足を踏み入れることだろう。
しばらく歩いていると青葉が一枚足下に落ちてきた。構わずに進むとまたもや落ちてきた。三枚目に出会ったときふいに足を止めた。
地面を見ると枯れ果てた落ち葉たちの姿がそこにはあった。踊り子のような艶やかさで木々たちを彩る、そんな輝かしい時代が彼女たちにもかつてあった。でも悲しみはなかった。人間の一生だってこれと同じようなものなのだから。
彼女たちが地面を離れることは二度とないけれど僕らはそうじゃない。違うのはただそれだけだ。
●今日のこと
プールサイドフェラ抜き個撮で一発。10時半ごろ何となく散歩へ出掛ける。保育園児たちの群れや工事現場を通り過ぎ近くの公園へ。同じ場所でも時間帯が違えば風景は全く変わったものとなる。