4日に梅雨明けしたものの、ここ最近すっきりとしない天気が続いている。

 

退屈の虫はようやく飛び去ってくれたらしい。家のことをやりつつ、ブログや小説をちょろちょろと書き、瞑想、読書、散歩、とここに来た当初のような日々を過ごしている。

 

日常の中の一つ一つの行為を非効率に不合理にやればやるほど、この何でもない日々はますます充実したものとなる。ということに気が付いた。

 

もし時間がたっぷりとあるならわざわざ効率性や合理性を求めようなんて思わないはず。つまりそれらを求めるのは現に時間が無いからということになる。

 

時間を節約すれば確かに暮らしは楽になるかもしれない。でもその暮らしは果たして本当に豊かと言えるだろうか。結局空いた時間をまた別の何かで埋めるだけのような気もする。

 

じゃあ本当の豊かさってなんだろう。それはきっと状態ではなくて心の在り方にかかっている。何も無くても満足できていること。本当の豊かさは内側にこそある。