小学校の同級生・春沢さんから突然連絡があった。夢に私が出てきたらしくどうしているのだろうと心配してわざわざ連絡をくれたらしい。夢の中の私はきっと何か危険な状況にあったのかもしれない。
彼女からはよく手作りのバレンタインチョコをもらった記憶がある。毎回彼女の母親が代わりに家まで届けてくれたものだった。あの頃が私にとっての唯一にして最大のモテキであった。
私の周りは揃いも揃って独身だらけだが、彼女もまた未だに独身ということらしい。誰も結婚しないから妙に安心してしまい焦ることもしないという悪循環に陥っているのだと思う。そもそも結婚の優先順位自体が低いのだから無理もない。
未来予想は大抵外れるもの。物事はなるようにしかならない。
突然の連絡
/ 日記