今日も朝からケツが痛い。触るとあずき大ほどのいぼ痔が肛門の入り口に鎮座していた。いやはやこれは参った。座ることもままならない。小説の続きを書くなんてとんでもない話。
仕方ないと諦めてベッドに寝そべって読書。それからスマホで調べ物。こんな感じでだらだらと一日が終わっていった。
物事には全て意味がある。だからこの痔の痛みさえも、今の私にとっては必要なことだった。それは体からの悲鳴かもしれないしあるいは忠告かもしれない。とにかくそのままにしてはいけない。
そう考え改め、夕方ごろ散歩へ出掛ける。思えば本格的に寒くなり始めてからめっきりランニングや散歩をしなくなった。それと同時に体のあちこちに不調が出始めてきたような気もする。
体は面倒だ。しかしそれ無しではこの世界を感じることはできない。もし永遠に続くならうんざりもするが幸いなことに有限だ。今しばらくの辛抱だと思って面倒を見てやるとしよう。