クソをした拍子にいぼ痔さんが破れた。紙が真っ赤に染まりその光景に思わず卒倒しかけた。血を見るとどうも気分が悪くなる。女に生まれていたらさぞかし大変だったろうな。

 

まさか破れるパターンがあるとは思わなかった。段々と小さくなってゆくもんだとばかりに思っていた。まるでケツに時限爆弾を抱えているようなものだ。

 

風呂に入ったとき鏡で覗いてみたらいぼ痔さんはまだ健在だった。一時は萎んだもののそれからまた復活したらしい。よく見るといぼ痔の先に申し訳程度に血豆ができている。

 

破れたことで改善したかに見えたが結果的には何も変わらない。ただ、爆発すると知ってしまった以上はより慎重にならざる負えなくなった。

 

とりあえず外出中じゃなくて良かった。不幸中の幸いとはまさにこのこと。

 

今宵はティッシュをケツに挟んで眠るとしよう。