23歳になったらモーターサイクル・ダイアリーズを観るとずっと決めていた
そしてついに今日なけなしの金をはたいて観ることができた

内容は、23歳のエルネスト・ゲバラ(チェ・ゲバラ)が親友であるアルベルト・グラナードとおんぼろバイクで旅に出るといった話
革命の話とかは一切出てこない

ただのアホなんだけど、こんなことを考えたりする
世界のどこかにぼくを必要としている国があって、その国はぼくに対してテレパシーを送ったり物事が上手くいかないように呪いをかけたりしている
すべてはぼくにその国に行こうと思わせるために

もしそうだとしたらその作戦は大成功だ
現に海の向こうに行きたいとぶーすか言ってるぼくがここにこうしているからだ

それはさておき、やっぱり気が付かないということは不幸だと思う
例えば、自分のことを好きだということに気が付かないとか季節が変わったことに気が付かないだとか
どんな事実も、気が付くことができなければ嘘どころか存在すらしないことになるのだから

自分に合ったもの、自分に適した場所、自分を高めてくれる人
それは決してあるかないかの話じゃない
もう気付いたか、それともまだ気付いてないかだと思う

この映画は最後こんな台詞で終わる

ぼくらの視野は狭く偏りすぎていただろうか
ぼくらの結論は頑なすぎたのか
・・・かもしれない