まるで昨日の焼き増しのような一日。読書してアニメ観て日記書いて飯食って煙草吸って糞して寝る。今日が人生最後の日のように生きようと決心したのは一体どこのどいつだ。いやいや、全く記憶にございません。

 

不動産屋からその後返事はない。屍なのはむしろ僕の方だ。そんな僕にディランが薄ら笑いで問いかける。「どんな気がする?誰にも知られないってことは」悲しいに決まってるだろ。ばかディラン。もうね、逆上がり千回やってもごまかせないぐらいに悲しいよ。

 

それでも明日は容赦なくやって来る。絶望の壁と呼ぶにふさわしいその圧倒的なる圧迫感を前にして思わず息が止まりそうになる。これじゃ本当に今日が人生最後の日になってしまうよ。まあでも、それでもいいさ。死んでるように生きるぐらいならその方が断然ましさ。

 

世の中や他人を恨んだって余計に辛くなるばかりだ。そもそもそれは八つ当たり以外の何物でもない。上手くいってるときは世の中や他人のことなんて全く顧みないくせに。

 

喜びも悲しみも一人で味わえればそれでいい。それさえ味わえなくなったらもう土に還ろう。限りない知識が眠るあの乾いた土の下へ。そして花でも咲かせてみせよう。その花びらを回転させるのは君だ。まったく、呆れるほどに精が出るね。

 

●今日のこと

・ホーソーンの緋文字読む