人類は便利さを求め続けてここまでやってきた。それこそが幸福につながる唯一の道だと言わんばかりに。でも本当にそうだろうか。やるべきことが単に増えただけではないか。昔の人々が今の僕らを見たら幸福そうだと思うだろうか。
自由に使える時間が増えても、僕らは相変わらず時間に追われたままだ。店員も警備員もいない宝石店のように、あらゆる者たちがあっさりと簡単に僕らから時間を奪ってゆく。奪われた後になってようやくその価値に気付く。
君の時間はまだ無事かい?
●今日のこと
急にくしゃみと鼻水が止まらなくなりこれはいよいよかと思ったが、特に熱はなく喉も痛くない。そこではたと昨日鼻毛を切り過ぎたせいだと思い至った。鼻の中が妙にスースーするのもこのせいだろう。
こういう状態なので今日は一日大人しく家で執筆に勤しむことにした。久々にビッグスターとセバドーを聴いてみたらやっぱりきゅんとした。あの頃の感性は間違いじゃなかったと再確認した。
書いている間も鼻水が止め処なく流れてくる。その度に手が止まる。そのうち書くこともできなくなったので、諦めてその後は丸々読書に充てることにした。
●小説
jb推敲。AとOとのバンドについて。Aの話の続きと当時聴いていたバンドなど。