熊野での新しい日々にも少しずつ「過去」が生まれ始めている。多くの出会いがあったけど、ほとんど発展することなく流れていった。

 

思うにゆるく長くの関係性が結果的には一番深くなるし疲れない。でもついつい最初から飛ばしすぎてしまう。それで自ら去ってゆく。

 

まずはこのパターンをどうにかしないとこれから先もずっと同じことの繰り返しだ。

 

とにかく自分なりの2速を見つけることだ。そしてその状態を保つこと。途中で飛ばしたくなってもぐっと抑えること。

 

そうやって制御できるようになったら、また自分から声を掛けてみよう。もしかしたら反応はないかもしれない。でも声を掛けたという事実は残る。その事実はきっと僕に次への勇気を与えてくれるはずだから。