沖縄から無事帰還。

そういえば今日は同級生の命日だった。卒業後ほとんどの同級生とは疎遠になった。彼もそのうちの一人だった。だから彼がもし今も生きていたとしても、きっと会う機会はなかったとも思う。

そうするとどこかで元気に暮らしているであろう同級生たちも先に逝ってしまった彼と実質的には何も変わらないともいえる。もちろん彼らにとっての私も同様に。

私たちはお互いに生きてはいるが実は死んでもいる。そしてお互いの本当の死を知ることはきっとない。そう考えた瞬間、今も変わらずに顔を合わせる数少ない旧友たちを心から大切にしようと改めて思った。

沖縄旅行で気付いたことはどこに行っても自分は変わらないということ。風景や周りにいる人々は変わる。でも自分の立ち位置や考え方はそのまま。ここよりももっと良い場所があると思うから余計に迷ってしまう。

その気になればどこにだって行けるだろう。でもどこに行っても自分はそこにいる。重要なのはそこで何をするかということ。

 

同時に複数のことはできない。まずは一つのことを最後までやり抜いてみる。途中で様々な誘惑に駆られても自分を信じ続けよう。