案件Mの続き。午前中でひとまず終了。他にもいくつか別の修正依頼が来ていたのでちゃちゃっと対応。

 

昼食後、久々に近くの公園を散歩した。この時間は年配の方が多い。ゆっくりと歩く彼らの間を縫うようにして通り過ぎた。

 

人はやがて亀になる。一つ一つの動作が緩やかになり、1日にできることも減ってゆく。若さとは蠅のようなものだ。ぶんぶん飛び回って落ち着くことがない。

 

歩いていると本当に色々な考えが頭に浮かぶ。取り留めもないことだけど今回は少し散文的に書き留めておく。

 

人は社会を良くするために規則を守っているわけではない。はみ出すことや批判されることを恐れてのことだ。ひとまず規則を守っていれば身の安全は保証される。

 

中には規則を無視して自分勝手に振る舞う人もいる。でも誰も彼を批判しない。それをすればはみ出してしまうことになる。だからたとえ憤りを感じても見て見ぬ振りをする。

 

規則を守り続けても社会が良くなることはない。不毛な延命治療。それでも人々はそのガラクタを財宝のように扱い続けるだろう。社会から離れるその最後の瞬間まで。

 

そんなことを考えていた。